ワインペアリング①

こんにちは。
酒屋ソムリエのジャンピンジョニーと申します。

日頃からお世話になっている食楽工房さんの新商品と、ワインなど色々なお酒をペアリングしていく企画第一弾


食楽工房 楽天市場店】
https://www.rakuten.co.jp/shokurakukoubou/


食楽工房インスタグラム】https://instagram.com/shokurakukoubouraku


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ではレッツゴー

 

~本日のお品書き~

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おわらクリーンポーク
①肩ロースの酒粕漬け(写真下部)
②もも肉の塩麹チャーシュー(写真中央)
おわら風の盆」でご存知の方もいらっしゃるであろう、富山県八尾のキレイな空気と水で育った健康な豚さん

うっすらと入ったサシがキレイで、脂に優しい甘味を感じる美味しいお肉です。


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③バラ肉チャーシュー(試作品)

の3点に今回3種類のワインを合わせていきます!
ちなみに、閲覧頂いた方が同じワインを購入してもらえるよう、やまやさんのワインで
統一してみました。

 

 

~ワインたち~


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●ブラソン ルージュ クレマン ド リムー白
                                                               1,320円
フランスのスパークリングワイン。
シトラス系のフレッシュな香り、クリーミーでいきいきとした味わい。微かに焼いたパンのようなニュアンスがあり、バランスのいい一本です。


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●エーデルワイン 岩手ブラン   1,320円
マスカットや青リンゴ🍏のガムのようなケミカル感のある、品種非公開の日本ワイン
酸が穏やかでブドウジュースのように
するする飲めてしまいそう


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●マァジ モデッロ デッレ ヴェネツィエ 白
                                                            1,300円程
イタリアはヴェネト州のワイン
クリーンな花、熟したリンゴの香り
主張しすぎない酸がバランスを保ってます。目立つ特徴のないワインですが
気付くと瓶が空いてそうなカンジ。

 

では実食!

 


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肩ロースの酒粕漬け

 

低温でじっくりと火入れされた肉は
しっとりと柔らかく、鼻に抜ける酒粕の香りが後引く美味しさ。
ピクルス、マスタードなど添えればワインに
(特に泡≪白)
もろみ味噌などを添えたら吟醸冷酒にもバッチリ合いそうです。

 

 

 


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もも肉塩麹チャーシュー

自家製無添加塩麹に3日間漬け込んだもも肉を3日間かけてじっくりとローストした身間違いなく柔らかく、1~2ミリにスライスすると、とろける食感を楽しめます。
お好みでハーブソルト、岩塩などで味変、食感のアクセントを楽しめます。

バラ肉チャーシュー(試作品)
常温だと脂身の可食部が多いので、炙ったり、トースターで焼いたりして脂を溶かして食べてみました。脂身のパワーに優しい味付けが若干物足りないカンジ。
漬け込み液の塩分率を変えて、しっかりとした味付けにしたら…など、ポテンシャルを感じる一品でした。早くの商品化望む(チラッ



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●(番外)カンパーニュ シラー オーガニック赤
                                                           1,100円位
やっぱワインは赤だよね!
的な声が聞こえてきたので。

黒果実やオリーブの実のニュアンスに
ふくよかなタンニンを感じる、オーガニックフランス赤
豚肉なのでスパークリング、白とのペアリングが鉄板ですが
岩塩強め、バルサミコソースなどの赤のニュアンスをプラスすると中程度(ミディアム)の赤ワインでも十分楽しめました!
寒い時期、白よりも赤を楽しみたいって方
ご参考いただければ。

今回は試飲無しですが、ロゼ、ロゼスパークリングとの相性は最高だと言い切れます!

 

 

~ペアリングまとめ~
さて、今回試飲したワインたちとの相性は
如何ほどか

 

①クレマン ド リムー スパークリング
泡の爽快感と酵母由来のコクのある味わいで
素晴らしく膨らみのあるペアリングになりました。
そのまま食してもコクと爽快感が肉の旨味を引き出し
ピクルスの酸とワインの酸が優しく寄り添って、何倍も旨味を引き出してくれました。
バラチャーシューは脂のパワーにやや負けた印象。

 

②岩手ブラン
ぶっちゃけ、ジュースなんで
ペアリングしようとしましたが、細工しても
お近づきになれるカンジがしませんでした(泣
初めてワインを飲まれる方にはワンチャン。
ですが、コスパは悪いかも…。

 

③マァジ 白
うん、まぁ悪くないです。
良い意味でも悪い意味でも際立つ個性があまりないワインなので、
ペアリングを気にせず食卓を彩るアイテムとして活用するのが良いのかな、と。ジャケットはお洒落だし。
とか言いつつ、最後に完飲したのは内緒。


以上、いかがでしたでしょうか?
このブログでは
商品も
合わせるお酒も
良いモノは良く、良くないモノはハッキリとオブラートに包む事なく、生の声をお届けしていきたいと考えております。
加えて、ソムリエとして培った知識などを
お伝えし、
皆様の飲むりえライフにひとつまみのアクセントをお与えできればと思っております。

では、また次回のブログでお会いしましょう
ご閲覧いただきありがとうございます!

 



 
 

富山県某酒販店のソムリエとして、個人経営の飲食店、ホテルレストランにワインを含むメニュー提案をしています。 今回、食楽工房オーナーのメシの腕に牽かれ、ペアリング企画を提案したところ、快諾していただきました。 富山県産の食材と古今東西のお酒のペアリングを綴っていきます。